介護現場で起こりがちな、介護ストレスについて考える。様々な制度改正や、人員不足・介護報酬の低さ・離職率の高さ・・・・・でも、現状を嘆いているだけでは、なにも変わりませんよ!とりあえず、今日も笑っとけ!
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そんなんありかよ!?
JUGEMテーマ:介護



この1〜2週間、私は怒っていた。


ずいぶん前から透析を受けている利用者。
初夏、もう老衰なのかな?
そんな状態を、迎えていた。

食事が摂れず、体幹の支持も利かない。
反応も薄くなっていた。
家族も、自然な成り行きを受け止めていた。

しかし、IVHが治療として開始された。
IVHで必要な栄養が入り、透析で出す。


・・・・・私には、違和感があった。


IVHを挿入したまま在宅へ戻る話が上がったが、
体制上の問題と、家族の不安が大きく困難だった。

そして、胃ろうが造設。
1件目、転院した病院では「適応ではない。」と戻され、
2件目の病院で、造設。
あくまで、造設目的の為、すぐに退院の話が上がる。


家族の受け入れの心構えさえあれば
どんな状況でも、私たちは在宅を受け入れる。

だから、その生活が維持できるように、調整を行なう。


だが、戻るべき病院から投げかけられた言葉は、
私を怒らせるのに十分すぎるものだった。

「そんな状態で、あなたは帰させていいんですか?」
「そんなレベルが悪い状態では、うちでは透析の送迎できません。」
「もちろん、送迎にスタッフが付く事も出来ません。」
「介護のヘルパーやタクシーを利用してください。」


この利用者を、この状態にしたのは、どんな経過があったからというのだろう?


家族は、延命を望んでいなかった。
「生きてしまったなぁ。」


どんな状態でも、在宅生活を望むなら、私たちは受け入れる。

でも、「そんな悪いレベル」というなら、
病院のスタッフが送迎について当然ではないだろうか?
「そんな悪いレベル」という利用者を、病院では責任が持てないとはっきりいいながら、
それを、介護に振ってくる
・・・・・これは、どういう意味を持つのだろう?


抵抗する私に、さらに投げかけられる言葉。

「あなたは、介護で利用できるタクシーも専門職なのに知らないの?」


単に、ケアマネジャーが資源を知らないと思ったらしい。


何を、考えているのだろう?
介護タクシーに、しかもヘルパーをつけて、状態観察しながら来い・・・・・という。
そんな無責任な・・・・・と、思うし、
それを利用するには、もちろん経費だってかかる。
ただでさえ、限度額はいっぱい過ぎる。

民間のタクシーを利用したって、ヘルパーが保険外になっては高額になる。


なにより、医療面の心配が大きいのに、
そんな振り方あるか!!


家族も呆れる。
「あの病院は、もううちを切りたいって事なんじゃないの?」


この1〜2週間、この件の調整とやり取りで
相当、頭にきていた。


利用者が、いちばん可哀想だ。
もう、ほとんど反応もない。
家族も、その姿を望んでいない。

強制的に栄養を受け、強制的に排出する。



こんなのって、あるだろうか?





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23:08 介護現場 comments(0)
新認定調査の憂鬱
JUGEMテーマ:介護


自治体によって、どの位の差があるのかは私には判らない。


しかし、この4月の介護保険法改正に伴う、新認定調査は悲惨だ。
国の机上の空論には、これまでも散々頭を痛めてきたが
今回は、本当にひどい。

麻痺や拘縮の項目は
適切な介護やリハビリを受けてきた人であればあるほど該当しない。
こんなアホな判断あるか?・・・・・と、つくづく思う。


当該自治体では
委託事業者から上がってきた調査票を自治体職員がチェックをする。
新しい制度が始まって、チェック体制の強化は確かに必要だろう。

だけど、我々調査員の解釈が間違っていたのなら仕方がない。

解釈に何の問題もなく、特記に記載をしているのにもかかわらず
訳のわからない理由で調査票の再提出を求められる。

例えば、排泄の項目であれば
ポータブルトイレやトイレの後始末は、排泄直後に行われていれば一部介助になる。
(毎回のように後始末をされていなければ、一部介助にならない解釈自体に疑問を感じるが・・・・・)
当然、調査の際に聴き取りをしその結果でチェックをいれ、頻度と状況を記載する。

何の不具合があるのか判らないが、調査票が戻ってくる。
挙句の果てに、電話でその状況についての説明を入れる。
「正しく解釈されているんですね?」

・・・・・それって、最初から正しく解釈していないのではないかと疑っているって事っすか?


BPSD関連項目に関しても、有無で判断し、それに伴う介護の手間は勘案しない事になっている。
だけど、戻ってくる。状況も頻度も記載しているのに。
「それに伴って、困った事態が起きているかどうかですから。」

・・・・・自治体の解釈のほうが間違っていやしませんか?



この先、一体どうなっていくのでしょう。


経過措置などという苦し紛れの対応策がなされ
実際に現在の新認定調査によってどの位介護度に変化が起きるのか不明。

経過措置がなければ、介護度の結果は何になっているのか?
今後の生活の支援上、介護度とその限度額はその利用者の生活の質を大きく揺さぶる。

そのあたりの結果が、どうなるのか?
自治体で把握し、情報公開できないか問い合わせるも
出来ないという。


いい加減にして欲しい。


調査票の戻りが多く、実際に調査が終わっても1ヶ月くらい経ってやっと認定審査会に上がっている状況 。
莫大な数の調査票が溜まっていて、さぞかし審査会も大変だろう、
きっと更に結果が送付されるのは遅れるだろう、
そんな風に思っていたら、結果だけはそうそう遅れる事もなく届いている。

助かるけど・・・・・
経過措置があるのをいい事に、審査会のデスクでスルーしてませんか?


・・・・・と、疑いたくもなる。


散々苦労して通している調査票の、自治体内での紛失も相次いだ。



当然、有り得ない話だ。


調査員の特記に関してだって
自治体が判断するのではなく、本来審査会がチェックしそこで判断するものでしょう?



まったく、あきれ返るもなんとやら。



我々の声は、
利用者・介護者の声は

あるべきところに、きちんと届くのだろうか?


福祉削減のこの世の中。
当該課でない自治体職員に、どうしてこんな事になるのか聞いた。

他の課では、比較的いろんな取り組みや、周囲の声が反映され予算に組み込んだり、流用が可能らしい。
ただし、福祉に関してだけは
最初に組まれた予算内でしか、どうにもならない。
そして、最初から予算は少なく見積もられているらしい。

赤字


何故、発想の転換が出来ないのだろう。




やってもやっても報われない。


訳のわからない制度の度重なる改正のおかげで
いらん仕事が増えている。
必要な仕事でさえも、意味がなくなってしまっているものが多すぎる。



はじめて、口だけじゃなくて
「あー、嫌だ。」

そう思った。


やたら泣くし、なんとなく気忙しさがいつもより増大している。

鬱って、こういう事かな?
そんな風にも思った。

使命とか、職業人的倫理観
そんなもので、勝手に身体だけが動いて、勝手に笑っている感じ。

ああ、やだな。
アクティブな鬱ほど、マズイモノないじゃん。


気持ちを外に向けよう、向けようと努力する。
まさか、倒れるわけにもいかないし、
たくさんの人に支えられているんだし、

困った自治体との交渉も控えているし、


とりあえず、笑っとけ。


私に出来る事は、ほんの些細な事。



大きな声で叫んでみたって
小さな声を吸い上げてみたって

どこまで届くか分からないけど
私に出来るのは、そんな些細な事だけだし


さあ、明日も誰かが待ってる。
こんなちっちゃな人間でも、待っている人がいるんだし、

笑うくらい、簡単じゃん。





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23:56 介護現場 comments(0)
ダウン
JUGEMテーマ:介護




ご無沙汰しています。


何が変わったという訳でもないのですが、最近忙しいというか
仕事がはけなくなっています。
慢性的な忙しさがリカバリー不能なほど忙殺されているような感じ・・・・・

まいったなぁ。
どうやって改善していこうかな。

なんて、思っていたところに
実に久しぶりに、メニエールを起こしてしまった。

久しぶりに気持ち悪かったなぁ。


ここのところ、「意欲を引き出すアセスメント」の構築に向けてバタバタしてました。
個人のケアマネジャーだけが判る意欲・・・・・では、なくて
誰の目にも判る、意欲を引き出す。
当然の事ながら、ケアプランは利用者の確信たる本物である事。

他県においては、このシートが認めてもらえたという話もあり
今後は、まず自分たちが使いこなす事が必須になると思います。

せっかく作ったのに、使いこなせなくては意味ないですもんね。


作成にあたり、
飲み込みの悪いこんなケアマネジャーに
根気良く、しかも分かりやすく
ハートのある指導をしてくださった先生に
深く感謝いたします。




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01:20 介護現場 comments(37)
基本職種は何か影響を与えるのか?
JUGEMテーマ:介護




最近、研修などに行くと、決まって言われる事がある。
「あなたは、福祉系でしょ?」


・・・・・正直、複雑です。
この仕事、看護系は非常に嫌われます。
確かに、医療的な視点が利用者の生活を支える時に弊害になる事がある事は重々承知しています。
自分でもそう思うから、出来る限りその視点は内に秘めようとも思っています。
(よくよく、生命に関わる事やその治療によって生活全般が改善できるときは別です)

自分の意思ではなかったにせよ、
この「介護支援専門員」という仕事を、現在の本職とする以上、
そこに求められるものは、出来るだけ吸収しようと思っている。

・・・・・昔、不本意にせよ、看護学校へ行くために「アイドルスナック “チャーミング”」なるネーミングセンスを疑いたくなる、会員制クラブで深夜までバイトしたように・・・・・・

私は、どんな理由であれ
志すも、志さないも、
その仕事を、その時現在の私の仕事とする以上、
その仕事に対する、他人の評価が著しく悪くても、
全うしようと努力する人間だ。

私は、どんな仕事も向いているのか、向いていないのかさえ良く分からない。
ただ、言える事は、
恐ろしく、努力型である。

介護支援専門員を本職としている今の私は
出来るだけ、福祉や介護の視点に近づこうとしている。
だから、骨身を削って通信過程なんかを受講もしている。
何故なら、絶対的に私に足りない物が、そこにあるからだ。

「福祉系」と評価されて
嬉しい反面、複雑になった。
弟の病死と、非常に近くにいた人の自殺後、
どうしてもなりたかった「看護職」という仕事。
身体を治す、ケアする・・・・・精神への支え・・・・・

「世の中、金と嘘と男と女だよ。」と、本気で思いかけた、
あんなバイトをしながらも、どうしてもなりたかった職業を捨てて、
私は、今の仕事を本職とする。
この仕事に足りないものを身に付けようと必死だ。

他人の評価なんて、どうでもいい。
私は、私に嘘をついて、この仕事を目指そうとする。


何より、
基本職種で、良きも悪きも判断される事が頭にくる。

福祉系?と判断する人は、大概、看護職で
看護職?と判断する人は、逆に福祉系。
そして、どちらも嫌そうな顔をする。

っつーか、人としてはじめから間違ってやしないか?

人を見た目で判断するんじゃない
って、そういう教えは受けておらんのか?君たちは?
本音の部分で、攻撃性の高い私が頭をもたげる。
いい加減、大人なので余計な事は言わない。

だいたい、研修や講演の講師も
看護系はこーだあーだ、福祉系はこーだあーだって
余計な事言い過ぎなんだよ。

唯でさえ、良く分からない溝があるってーのに
更に、お互い洗脳されるじゃねーかよ。

んな、基本職種に拘って、振り回されるから、
いつまでたっても、何にも変わらないんだ。

意見の食い違いは、当たり前でしょう。
だって、堂々と視点が違うのだから。

でも、誰の何の為に、自分たちはチームになって、
何を目指すのか?
そこが、ブレなきゃいいわけじゃないのか?

口で言うのは簡単、簡単・・・・・でも、実際は・・・・・
なんていつまでも言ってたら、永久に変わらない。


話はズレたが、
私は、自分の事も他人の事も
基本職種で判断する事は嫌いだ。

そんな小せぇ事で、判断されたかねぇや。




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01:58 介護現場 comments(4)
雪国なのに、「雪が降ったら送迎不可」ってアリかよ?
JUGEMテーマ:介護




今現在の私の姿。
ジャージ上下の上に、ブレーカースーツ(綿入り)着込んでPCに向かう。
・・・・・寒いっす。
・・・・・マジ、寒いっす。
入浴中に急にお湯が出なくなり、ボイラーの故障かと思いきや
全館パネルヒーターも作動していない。
定期的に配達に来ているはずの灯油が・・・カラでした。


寒いと言えば、冬です。
ちなみにココは雪国です。
先日から、時々チラついてまして今朝も少し積雪しました。(融けたけど)

数日前、某デイサービス事業所から連絡が来ました。
開口一番、「冬の間、利用を中断してもらいたい。」
理由は、利用者宅前の私道に除雪車が入らない為・・・・・という事だった。
「いや、でも、今年、雪がどの位降るか分からないじゃないですか?」
「でもね、まぁ急に来れないっていうのも帰って可哀想だと思いまして。」
「だって、去年なんかは殆ど降らなかったし、降ったって連日のように根雪(積雪したままになる事。道路のアスファルトが見えない状態。)が残っているなんて事もないでしょうし。」
「でも、前もって来ない様になっていた方が・・・・・急にね、行けなくなって風呂に入れないのも可哀想だし。」
「その時は、その時で考えます。あまりにも雪が多くてどうにもならなければ、ヘルパー利用で在宅で入浴も出来るでしょうし。他のデイサービス利用にしたって、利用者宅前に除雪車が入らないのは条件一緒ですから。」
「でも、上から言われていまして・・・・・」
「いや、だから、雪が酷くなるまでは今まで通りでいいですよね?あまりにも困難であれば、その時はお休みにさせてもらうとか、そういう話は既にしてますし。」
「(利用者と家族)納得しますかね?」
「もう、2ヶ月くらい前から、その心配は介護者の方から出されていたんです。でも、まさか雪国なんだし、雪が降って吹雪とか豪雪とかでなければ、通常ドコでも迎えに来ているから大丈夫でしょう?って話していたんです。その上で、利用者本人も慣れた所に行っていたいって仰ってますから。」
「除雪車、入らなくても他の事業所さんは送迎に行っているんですか?」
「来てますよ。家の前まで入れなくても、その近くに停めて、なんとかして連れて行ってくれてます。」
「でもね、上から言われてまして・・・・・」
「だから、雪が酷い状態でも何とかしてとまでは言ってないです。ただ、まだ、雪が降ってもいない、積もってもいない、どんだけ降るか分からない状態で今から利用中断は無いんじゃないですか?」
「こっちの方は、どこも除雪されているんですよ。それに、(利用者宅とその事業所はちょっと離れた場所にある・・・・・と言っても市内です。)職員も、早くから出勤しなくてはならないでしょう?」
「それは、どこの職員も一緒じゃないですか?」


・・・・・
私、理不尽な事、言ってますか?

都会(っつーか、工業地帯)出身の私は、
確かに嫁いできた時に、「災害時は、出勤はなし。」とか思ってましたよ。
でも、雪国で雪が降るのは当然で
どんなに降っても、どんなに吹雪いても、どんなにホワイトアウト状態で田んぼに車が落っこちても、
コレは、この地域の生活であって
普通に出勤します。(しかも、雪で遅刻は許されない・・・らしい。)
なんちゅう過酷な土地に引っ越してきたもんだと
長男妊娠中に、仕事の出先で地吹雪に遭い、田んぼに転落した時に思った。
私も、まだ胎児だった長男も、良く生きていたもんだと思った。

職員、早く出勤しなくちゃならないでしょう?
・・・・・って、何言ってんだ?と思いました。
当たり前でしょう?
除雪の為に、どんだけ早朝から動き出して、早々に出勤して、職場の除雪から、利用者宅の除雪まで、1日延々除雪ですよ。

電話を切って、どっと疲れました。

事業者さんの言い分って、分かるんですよ。
どんな場合においても。
もちろん、正論な事もあるし、道理的にどうなのよ?って事もあるし。

でも、コレは・・・・・とか、
解ってはいても、折れられない事もあって、

人と話をするには
やっぱり、いろんな処に気をつけなきゃならないと思うし、
どうしても分かって欲しかったり、
どうしても理不尽な話にしか思えなかったり、
逆に、先方が近しい人であったりすると

なんとか判って貰いたくて
ついヒートアップしがちになる。

あ〜あ、私はガキだなぁ
って、思ってガッカリします。
自分の事なら、面倒臭くて、まぁいいやと折れられるものの、
利用者の為となれば、折れるわけにはいかない。

喋らなくてもイイ仕事に転職したいデス・・・・・。


(でも、コレは有り得ないっすよね?)



追記:学校の集金がある事を思い出し、小銭がないので近くの自販機へ。
   星、いっぱい出てたなぁ。
   星座とギリシャ神話の話の本、ドコ行っちゃったんだろう?
   冬は、始まったばかりです。




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01:09 介護現場 comments(0)
職員の気付きへの働きかけ
JUGEMテーマ:介護




「指導」とか「教育」とか、
私は、そんな言葉が嫌いです。
「管理者」と言えども、私はこの業界・職種の中では
はっきり言って、小娘のようなもんです。(見た目の話ではありません。)
生活も人生経験も、私なんかよりもはるかに豊富な方たちに
業務上の事ならともかく
人として、対人援助職としての何たるかを
伝えていくだけの、私には価値が無いと思ってます。
若い職員に対しても、
私程度の人間の言葉におそらく重みなんてあるはずもなく
どう解ってもらう事がベストなのか
私の言葉の言い回しはどうなのか・・・・・

常々、考えます。

投げ出したのでは、管理者失格になるので
とにかく、考えます。
考えて、動く。話す。

人と人の、関係ですから
ちょっとした食い違いや、言い回しの違いで
相手にしか見えない溝が出来たり、
相手をグッサリ傷つけることがある。

分かりやすく落ち込む人もいるけど
やっぱり、大人の社会なので
そんな素振りをまったく見せず、今までどおりに明るく接しても
根深い傷を背負ってしまっている事もある。

「管理者」に必要なのは
「指導力」や「教育の力」とか、「エンパワメント」とか
いろいろあるだろうと思われる。
でも、何より必要なのは
「謙虚さ」では、ないだろうか・・・・・?

変に、いくつかの資格職種名を持ち、肩書きまで付く人間の言葉は
場合によっては刃にもなる。

何の指導も出来ない、ただ座っているだけの管理者は言語道断だが
動きすぎたり、仕事の配分が出来なかったり
思いの強さが、語気やしぐさに出てしまうのは
職員に威圧感や閉塞感を与える。

特に、判ってはいるものの、状況が行動を制限させている場合などにおいては
必要性や優先性を理解しているだけに
他者からの指摘がキツイ事がある。

うまく軌道に乗るように
うまく潮の流れに揺られるように
ほんの少しの後押しのタイミングを
どれだけ見逃さずにいられるかどうか。
それは押されたのではなく
自身で乗ったように、感じる事が出来るように

そんな風に思う管理者は、やっぱり甘いのだろうか?


1日に、何回も涙を見せるほど
ほんの小さなキッカケが
この仕事を継続できるかどうか?
自身の資質への過剰な自問自答に繋がってしまう。

利用者の気持ちと、最大限の利益を守るため
其処には、いろんなモノが介在して
誰かの想いを、誰かが支え、
支えた人の想いも、一緒に背負い、
彼らを真ん中に、いろんな誰かが手をつなぐ。
人と人と人と人・・・・・
支えたいものは同じでも、見方も視点も、立場も
いろんなモノが集まって、そこにはエネルギーが凝縮される。

ひとつの行き先に力が集約されれば
きっと、そんなに難しくなく駆動するのだろう。
でも、大概は、あちこちに力が分散して
行きつ戻りつしたり、まったく身動き出来なかったり
気付いたら、いちばん守らなくてはならない人が
真ん中に置いて行かれたまま・・・・・

だから、調整をする。
よく聞く「調整」。
簡単に使う「調整」。
「調整」にかかるエネルギーは、相当なものだ。


私に出来る事は、きっと、本当に些細な事でしかないでしょう。





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01:48 介護現場 comments(0)
最先端のケアプラン?
JUGEMテーマ:介護




先日、専門職の研修があって当社からも数名、参加してもらった。
翌日、出勤してくるなり
その研修に参加した職員の1人が憤慨した様子で訴えてきた。

その職員の訴えの概要は
ひとつの事例を通して、参加者全員が個別にプランを作成。
持ち寄ったプランをお互いに紹介。
同じ情報・同じ事例であるのにも関わらず、
個人の受け取り方で、幾通りものプランがあった・・・・・と。

憤慨している理由はその先にあった。

グループワークの際、同席だった人たちのプランを持ち帰る事が出来たらしく
他の事業者さんのプランを拝見させていただいた。
・・・・・正直な感想として
プランが、特に短期目標が、利用者個人の到達可能な目標になっていない。
利用者個人のモノになっていないものが殆どだった。
「ね?ウチは、頑張っている方だと思わない?」
彼女はそう言った。
「うん、そうかもね。」
本題は、その次だった。
「こんなさ?こんなテキトーなプランを堂々と出して
 なんて言ったと思う?
 “○○さん(私の事です)が、これでイイって言ってた。
 これが、最新のケアプラン”とか、言うんだよ〜!!」
「え?私の名前がなんでそこに出てくんの!?」
「前にやった勉強会の事じゃない?でも、こんなのでいいなんて、言ってないよね。」
「え〜〜〜!私、こんなプランの作り方の講習してないよ〜〜〜〜!!」

要は、彼女は
そのろくでもないケアプランの推奨を
自分の上司に当たる私が、さも当然のように勧めているという誤解が
公然と不特定多数の人たちの前で放たれた事に怒っていた
・・・・・という、訳だった。

正直、私も参りました。
怒りはしませんが、私はそんな推奨はしていません。

しかも、仮にも私の名前を出すという事は
仮でも何でも、管理者にされている訳であって
結果、当社全体が“そんなもん”になってしまう・・・・・。

しかも、よその事業者の方に、そんな勝手に断言されては
訂正のしようもない。

勝手な事言うなよ!

うちの職員、
利用者のケアプランにするために
どんだけPCの前で悩んでいるんだと思ってんだよ!?
1人分作るのに、丸1日掛かる職員もいる。
目が白黒する・ショボショボするとか言いながら
PCと睨めっこしている。

そんな、片手間に形だけ出したケアプランを持って
うちで推奨しているような事言うな!


ちょっと、ガックリきました。




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01:49 介護現場 comments(0)
久しぶりにキター!!!
JUGEMテーマ:介護




以前から、認知症の方が増えていが
最近は、やけに顕著です。
特に、かなり進行している独居ケースが増加している。

その場で今の事を今、忘れていくケースは多々あるが
輪をかけて短期記憶の低下が著しく
金銭管理も、ものの判断もまったく出来ず
不必要と思われるお買い物が多く
生活全般において、何かと心配が多い・・・・・
だけど、その場のやり取りは可能で
一見、物忘れなどないように見える。

しかし、薬の重複
連日、どこかの病院を受診し、薬をもらってきて
診察した事も、薬をもらった事も、そしてその薬をどこに置いたかも忘れ
キャッシュコーナーで連日のように10万単位の引き出しがあり
引き落とした事も、そのお金を置いたかも忘れ
連日同じものを購入し、腐った食品に虫がわき
連日のように通信販売で何か購入し
不振な団体への出入りもある。

独居継続が、普通なら困難と考えざるを得ない。

でも、本人はそこにいたい。

ようやく、ヘルパー利用を納得してもらい
連日ヘルパーが訪問し、薬を1錠ずつ手渡す事となった。

それでも、何かと心配が多い。
通常なら、何かと諸連絡や施設催促の話でも来そうなものである。

でも、サービス提供事業者は根をあげない。
それどころか
重症な認知症ケースに対し
暖かい眼差しを向け、連日の訪問を言葉が不適切かもしれないが楽しんでいる。
生活支援という名のもとに
やりがいを感じて、全身全霊で関わってくれている。

思えば、
これまで相当数の重症認知症ケースを依頼してきた。
武道派だったり、疎通困難だったり、拒否だったり、拒食だったり。
どんなケースも前向きに支援してくれた。
生命の危険や、虐待などあって
やむなく施設移行する時など
本心からガッカリされてきた。
「もっと、在宅で支援してあげたかったのに・・・・・。」

今回、こんなケースを依頼した。
「いやぁ〜、久々ですね〜。こんなかわいい利用者。」
支援困難であればあるほど、かわいいという表現をする、そのサービス提供責任者は
満面の笑みでそう言ってきた。
「やっぱり、いつかは施設に行っちゃうんですかね?
 かわいい人は、みんな施設に行っちゃうんですもん。」
そういう時は、本当にガッカリした顔をする。

こんなサービス提供事業者が
身近にある事を私は有難く思う。
介護支援専門員としての判断が
もう限界かな?と思う時にも
「まだ、やれるよ!」
と、後押ししてくれる。

「大丈夫です。」
この言葉は、その重みを知っているか、知らないかでは
意味するところが、だいぶ違くなってくる。

でも、このサービス提供事業者は
信頼できるし、安心してその判断を聞く事ができる。


こんな支援の姿勢が、
もっと地域に根付いていれば
在宅で暮らしていける在宅独居認知症ケースは
多くあるのではないかと思う。




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01:04 介護現場 comments(0)
本当にしたい介護
JUGEMテーマ:介護




制度的な問題に発展してしまうのだが
常日頃思う事。
必要なサービスが、必要なだけ提供できれば
在宅で暮らせる人々は、かなり多数に上ると思われる。

どんなに認知症が進んでいても
どんなに病状が悪化していても
これっぽっちも、家族・親族の支援がなかったとしても

例えば、限度額や利用料の発生や、給付制限
制度上のプランの縛り・・・・・
そういったことさえなければ
みっちり日常生活を支えるだけの、サービスを組み
地域社会への働きかけや協力を仰ぎながら
なんとか暮らしていけるはずだと
・・・・・心から、そう思う。

不必要で過剰なサービスを提供するのではない。
対象者に対して、どの位の支援が必要か
ニーズとデマンズの相関。
適切なアセスメントとモニタリングがあり、
なおかつ、根底に利用者が望む暮らしの確認が合意されていれば
なんとかなると思う。


基盤整備や受け皿確保と言うと
なんとなく入所や通所の施設の増加を考えるが
在宅で生活していくための整備とは
そんな事ではないかと
思って仕事をする。

現実、制限されるものばかりで
まだ、なんとかなるのに・・・・・そう思いながら、入所手続きを踏む事がある。
当然、必要性が高くて早急に入所が望まれるものも多くある。

そして、支援を必要とする人は増えている。
ケースの中身を聞けば聞くほど
どうにかしてあげたいと思う事が多々ある。
なんとか関わってみたいと思う事も多くある。

それでも、
居宅もサービス提供事業者も
体制上の都合や、制度上の絡みで
どうしても受ける事が出来ない事態が発生する。

「馬車馬のように働く。」
そんな意気込みで仕事する某事業者の管理者。
動けば動くほど、体制を整え、
支出の方が、どんどん膨らむ。

葛藤が大きい。

本当に必要な支援。
本当に関わりたい支援。


矛盾が多すぎる。




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00:59 介護現場 comments(0)
モチベーション
JUGEMテーマ:介護




下がりがちなモチベーション。

どうしたらいいのでしょう?

以前、公開した異動の話・・・・・ひとまず、当面なさそうです。
ただ、まだまだ社内全体での調整は必要そうなので、何とも言えません。

今、心配なのは
全体的な異動のしわ寄せが行った、以前私が勤めていた部署の
私が、信頼している人物の精神状態です。

その部署へ行く予定だった人物は、別部署へ配置転換になり
今、その部署で長になっている人物も、近いうち異動が決まっている。

つまり、その部署だけが
人材不足が顕著になっている。
誰でも出来る仕事でもなく
報酬的に、多くの人材を投入できない部署。
(会社のやり方が、悪いと思う。)
その部署の、キツさが十分わかる私は
経験者が手薄になる恐ろしさや
彼女に掛かる負担が、尋常でないほど大きなものになる事がわかり

とても、心配です。

姿を見るごとに、大きなため息と愚痴。

聞くしか出来ない私。


「私が、異動すべきでは?」

と、直属の上司や、他の上層部に申し出ましたが
現段階では、却下されてます。

だって、あれは、経験者で慣れた人がいないと大変。
現状で、2人か3人いればいいけど
今、1人しかなれた人物がいない。

どんな利用者でも、コンスタンスに訪問できないとダメ。
苦情が来て、その人を訪問から外す・・・・・となると
残りの職員に、しわ寄せが行く。

だから、オールラウンダーでないとダメなのだ。

どんな細くてもろい血管にも点滴をさせる技量。
どんな癖のある家族とも、上手く対応できる姿勢。
どんな困難な状況でも、利用者とのコミュニケーションが取ってこれる。
どんなクレーマーでも、クレームをつかせない対応をしてこれる。
どんな利用者をも、笑わせてこれる。


だから、有資格者なら誰でもいいわけない。
しかも、連日時間外でも呼び出される。
家族にも、負担をかける。

どこまでも、負担の多い仕事。

かなりの覚悟と、家族の説得がいる。
そして協力できる家族でないと難しい。
(我が家は、その部署にいた3年間で、何度も離婚危機を迎えました。)


「飲みに行こうよ〜〜〜〜。」

彼女が、嘆いている。
「いいよ。行こう行こう。」

私は、聞くしか出来ない・・・・・

無力です。




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